少人数学級

 

(しょうにんずうがっきゅう)

【現代】

小中学校の学級編制はいわゆる義務教育標準法の規定に基づき、国の定める1学級40人を標準として各都道府県教育委員会が定めることになっていたが、平成13(2001)年度より都道府県教育委員会の判断により同標準数を下回る数を基準として定めることが可能になった。この改正を受け、小学校低学年を中心に少人数学級を実施する自治体が増加し、豊田市でも平成16年から小学校1年生を32人以下とする独自の少人数学級を採用した。平成25年時点で小学校1年生は32人、小学校2~中学校3年生は35人の学級編制となっており、令和4(2022)年度からは小学校1・2年生の学級編制の標準を30人とすることが決定した。

『新修豊田市史』関係箇所:5巻770ページ