昭和の森

 

(しょうわのもり)

【現代】

昭和54(1979)年5月に開催された第30回全国植樹祭の区域約184 haを、昭和天皇の在位50年を記念して愛知県が整備、県民が自然に親しめるレクリーション施設として昭和56年4月に開園したもの。緑化に関する相談や各種の教室などが実施されている愛知県緑化センターと隣接しており、一体的な利用が可能。森林の特徴や利用目的に沿って記念の森・散策の森・学習の森・体育の森・野鳥の森・ふるさとの森などに区分され、その中に幹線道路、駐車場、遊歩道、休憩所、芝生広場、運動コース、湿地保存のための施設などが設けられている。昭和61年には「日本の森林を21世紀に引き継ぐため、また、自然保護の精神を養い国民の健康増進に役立てること」を目的として、全国各地の100か所の森を選定した森林浴の森100選にも選ばれている。

『新修豊田市史』関係箇所:5巻598ページ

→ 愛知県緑化センター全国植樹祭