スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)

 

(スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ))

【自然】

リンゴガイ科の外来種で通称ジャンボタニシ。殻径30~40mm程度の球形の巻貝。卵塊は赤桃色。南アメリカ原産で、日本へは食用に昭和56(1981)年に輸入されたが、需要がなく養殖場が閉鎖し、逸脱した個体が野生化した。稲などの水生植物を食害し、農業や生態系に被害を及ぼすため国内では要注意外来生物に指定されている。市内の分布は局所的であるが、徐々に分布域を拡げており、さらなる農業への被害などが懸念される。


『新修豊田市史』関係箇所:23巻421ページ