菅生遺跡

 

(すごういせき)

【考古】

矢作川左岸に展開する下位段丘面(越戸面)に位置する後期旧石器時代・縄文時代の遺跡。北側を流れる矢作川の支流市木川と南西側の小さな谷地形にはさまれた西向きの舌状台地上に立地する。標高78mで、谷底低地との比高は12mを測る。多量の石鏃・石匙・石錐・磨製石斧・打製石斧などの縄文時代の石器とナイフ形石器・台形石器・木葉形尖頭器・小形の掻器などの後期旧石器時代の石器が採集されている。なかでも台形石器(写真:長さ1.4cm)は後期旧石器時代初頭に位置付けられる市域でもっとも古い年代の遺物である。


『新修豊田市史』関係箇所:1巻31ページ、18巻54ページ