鈴木茂夫  1925~2007

 

(すずきしげお)

【考古】

東加茂郡の小学校教員を勤め、昭和40年代以降地域の遺跡調査や文化財保護に尽力した。天野暢保や鈴木昭彦らとともに、足助地区の今朝平遺跡、則定本郷B遺跡、馬場遺跡、木用・小町森下遺跡、日陰田遺跡などの調査を担当し、三河山間部の縄文文化の解明に努めた。『足助町誌』『旭町誌』の編集に加わり、歴史分野を分担執筆。足助荘則定村に生まれた江戸時代初期の仮名草子作者鈴木正三の顕彰に努めたことでも知られる。


『新修豊田市史』関係箇所:1巻32ページ、20巻768ページ

→ 鈴木正三