(そうれつ)
【民俗】〈人の一生〉
喪家から墓場や焼き場までは葬列が組まれ、大平(小原地区)では灯篭、一の旗、二の旗、色旗、生花・造花、位牌、天蓋、棺、お膳、杖、お供物、三の旗、四の旗、色旗の順で、先頭から4人目、後ろから4人目に花籠がついてお金を撒いた。棺は「いとまごい」の意味でイトコと孫が担いだというところが多く、伊熊(旭地区)、市場(小原地区)、西広瀬(猿投地区)などでは、棺につけた晒(善の綱)に会葬者がつかまっていった。〈人の一生〉
『新修豊田市史』関係箇所:15巻654ページ、16巻598ページ
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