(たかおかむら)
【近代】
明治39(1906)年~昭和31(1956)年の碧海郡の自治体名。江戸時代の藩政村が合併を繰り返したのちに、明治39年に成立。合併各村の大字を継承した以下の10の大字(堤、竹、大林、西田新郷、若林、吉原、北中根、花園、駒場、中田)からなっていた。その後、昭和31年の町制施行を経て、同40年に豊田市に編入合併された。明治17年の地籍帳からのちに高岡村となる各村の土地利用データを総計してみると、田376町、畑261町、宅地75町、山林原野2171町であり、同じく明治24年の「徴発物件一覧表」の総計は、戸数1466、人口6952人(うち、男性3429人、女性3523人)であった。
『新修豊田市史』関係箇所:4巻380ページ