(てあぶりがたどき)
【考古】
鉢形土器の上に半円形や円錐形の覆いを載せ、片側に開口部を設けた土器。近現代の暖房具の手焙りに形が似ていることから名付けられた。用途は不明である。弥生時代終末期~古墳時代前期に出現し、中国地方から関東地方の広い地域にみられる。これが出土する遺構は住居跡・土坑・溝・墳墓などさまざまで、中で火を燃やした痕跡が残る事例もある。市域では上郷地区の神明遺跡や高橋地区の栃原遺跡で出土している。
『新修豊田市史』関係箇所:19巻262ページ
手焙形土器
(てあぶりがたどき)
【考古】
鉢形土器の上に半円形や円錐形の覆いを載せ、片側に開口部を設けた土器。近現代の暖房具の手焙りに形が似ていることから名付けられた。用途は不明である。弥生時代終末期~古墳時代前期に出現し、中国地方から関東地方の広い地域にみられる。これが出土する遺構は住居跡・土坑・溝・墳墓などさまざまで、中で火を燃やした痕跡が残る事例もある。市域では上郷地区の神明遺跡や高橋地区の栃原遺跡で出土している。
『新修豊田市史』関係箇所:19巻262ページ