寺田重雄  1784~1833

 

(てらだしげお)

【近世】

寺田重賢の弟。分家寺田彦九郎家の当主であったが、重賢の死去に伴って分家の寺田彦九郎家から本家の寺田伝兵衛家を継いだ。経営危機に見舞われた伝兵衛家の立て直しに尽力した。屋敷の植木の手入れのために江戸の植木屋を呼び寄せるなど、兄の重賢と同様植物愛好家でもあった。

『新修豊田市史』関係箇所:3巻585・598ページ