ドブガイ

 

(ドブガイ)

【自然】

イシガイ科のタガイ属、ドブガイ属とドブガイモドキ属の総称で、市内にはヌマガイ(写真)とタガイが生息する。殻の内面には真珠光沢があり、淡水真珠が形成されていることがある。市内の平野部には、25cmを越える巨大なヌマガイが生息する溜池がある。昭和の中頃までヌマガイとタガイは市内の河川や水路にも多く生息しており、“ダバス”や“カラスガイ”と呼ばれ食用にされていた。令和2(2020)年にはDNA分析を伴うドブガイ類の新しい分類が発表されて、国内にはさらに多くの種数が生息することが明らかになった。


『新修豊田市史』関係箇所:23巻405ページ