トヨタ記念病院

 

(トヨタきねんびょういん)

【現代】

トヨタ記念病院は、昭和13(1938)年11月7日にトヨタ自動車工業株式会社(トヨタ自工)の挙母工場内に開設された診療所から始まる。昭和17年10月3日に、トヨタ自工付属トヨタ病院となり、従業員だけでなく地域住民にも開放された。診療科目8科目、一般病床30、伝染病床7だった。昭和32年8月15日には総合病院として承認され、昭和37年12月1日、病院改築工事が完成、延べ床面積9832m2、病床数285床となった。昭和54年1月5日には病棟増築工事が完成し、病床数403床となった。昭和62年にトヨタ自動車創立50周年事業の一環として、病床数を513床に増やし、同年9月15日、トヨタ記念病院として開院した。平成15(2003)年9月1日、外来棟(延べ床面積1万827m2)、個室専用北病棟(延べ床面積7444m2)が完成した。平成19年3月31日、災害拠点病院の指定を受け、平成23年4月1日には救命救急センターを開設した。平成30年7月1日時点の病床数は527床となっている。


『新修豊田市史』関係箇所:5巻381ページ