(とよたさとやまジビエカレー)
【現代】
おいでん・さんそんセンターの取り組みの成果の一例で、同センターが地元産ジビエ(猪肉や鹿肉)を使ったレトルトカレーの商品化を斡旋した。足助高校生がパッケージキャラクターをデザインし、新盛町(足助地区)の獣肉処理施設で加工された地元産ジビエが使用され、愛知県内で15店舗のカレーライスチェーン店をフランチャイズ展開する企業が開発にあたった。3者の連携をはじめ、市、商工会、観光協会、青年会議所などの協力の下、「とよた里山ジビエカレー」として開発された商品は、平成29(2017)年8月に第1弾として猪肉キーマカレーを商品化し、販売を開始した。平成30年6月には第2弾となる猪肉和風カレーを開発し、平成28~30年度に2つ合わせて2万3498食を販売、売上は1033万4262円となった。令和2(2020)年11月からは第3弾の鹿肉欧風カレーが販売されている。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻696ページ