豊田市科学技術教育振興会

 

(とよたしかがくぎじゅつきょういくしんこうかい)

【現代】

昭和37(1962)年に企業と学校が連携して、科学教育の振興を図る趣旨で設立された。豊田市教育委員会が委嘱した市内の学校、会社、事業所および関係団体の代表者をもって構成され、企業や学校(教育委員会)の会費や助成金によって運営されている。事務局は豊田市教育委員会内にある。市内の学校の科学振興をはかり、関係機関および市内の工場・事業所との連携を密にし、豊田市の工業および科学技術の発展に寄与することを目的とし、市内の児童・生徒の科学技術教育やものづくり学習の振興を図ってきた。主な事業としては、総会や講演会(企業の関係者・学識者を講師とした教員研修)、小中学生を対象とした創意工夫展(夏休みの創意工夫作品の展示)や科学研究発表会の開催、それらの作品を掲載した「観察と追及」「創意と工夫」を発刊している。

『新修豊田市史』関係箇所:14巻445ページ