(とよたしこくさいこうりゅうきょうかい)
【現代】
公益財団法人豊田市国際交流協会(Toyota International Association:TIA)は、昭和63(1988)年10月1日に設立された市の国際交流協会である。自治省(現総務省)が1980年代に推進した「地域の国際化」政策の流れのなかで設立された愛知県内の国際交流協会の一つである。「自動車産業の街」豊田市における国際交流の推進やラグビーワールドカップ2019等に向けた機運醸成、保見団地での多文化共生事業、そして令和2(2020)年4月からはとよた日本語学習支援システムの運用が名古屋大学より移管され、外国籍住民の日本語教育支援活動が進められている。初代理事長に豊田寿子が就任し、平成12(2000)年5月からは豊田彬子が理事長を務めている。TIAからは年に1度『TIAレポート』が発行されている。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻538ページ