日本一若いまち藤岡

 

(にほんいちわかいまちふじおか)

【現代】

平成7(1995)年の国勢調査で、沖縄県西原町と並んで藤岡町の平均年齢は32.8歳となり、日本一若いまちとなった。平成12年の国勢調査では平均年齢34.1歳となり、1.3歳上がったものの、単独でトップとなり、引き続き日本一若いまちとなった。これに先立つ昭和55(1980)~60年の5年間で急激に人口が増加した藤岡町は、平成2年の国勢調査で人口1万人を突破し、10年間で2倍近くも増加した。その後の5年間でも30%以上の増加率を記録し、平成12年までに約7000人増加した。これは転入者が爆発的に増加したことが直接的な要因と考えられる。転入者の多くは、30~40代の若い世代の家族で、結果として藤岡町の平均年齢も大きく下がることになった。

『新修豊田市史』関係箇所:5巻560ページ、14巻551ページ