(ハガネつち)
【民俗】〈環境〉
鉄分の多い粘土のことで、しっかりと突き固めれば鋼のように強靱になった。市域の丘陵地にはハガネ土を包蔵するところが多く、溜池の築堤では堰堤の中核部にハガネ土を入れて突き固め、漏洩する田ではハガネ土を入れてトコジメ(床締め)することもあった。これらの作業をハガネウチ(ハガネ打ち)といった。ハガネ打ちをする時は「ハガネ打ち唄」を唄いながらリズムを取ったという。農閑期にハガネ土を採って売る人もいた。〈環境〉
『新修豊田市史』関係箇所:16巻24・35ページ
ハガネ土
(ハガネつち)
【民俗】〈環境〉
鉄分の多い粘土のことで、しっかりと突き固めれば鋼のように強靱になった。市域の丘陵地にはハガネ土を包蔵するところが多く、溜池の築堤では堰堤の中核部にハガネ土を入れて突き固め、漏洩する田ではハガネ土を入れてトコジメ(床締め)することもあった。これらの作業をハガネウチ(ハガネ打ち)といった。ハガネ打ちをする時は「ハガネ打ち唄」を唄いながらリズムを取ったという。農閑期にハガネ土を採って売る人もいた。〈環境〉
『新修豊田市史』関係箇所:16巻24・35ページ