白山神社(東大林町)鰐口

 

(はくさんじんじゃわにぐち)

【美術・工芸】

面径15.5cm、肩厚4.0cm、銅鋳造、明徳元年(1390)年銘。市指定文化財。耳は半円形の両面式で、面は内側から二重紐、二重紐で3区に分け、縁は三重紐で撞座はない。銘帯上部には鋳造時の型持穴が残っている。銘は片面に、「奉施入下山大林神明宮帳号/明徳元年庚午十二月日 願主廣光」とある。銘文中の帳号は鰐口の異称のひとつである。

『新修豊田市史』関係箇所:21巻435ページ

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