毘森公園

 

(ひもりこうえん)

【現代】

市内の都市基幹公園の一つ。戦後早くに整備が開始され、昭和21(1946)年12月には総合グランドを整備するため地鎮祭が行われた。野球場が完成したのは昭和26年6月である。27年5月に発足した挙母市観光協会が同年10月に選定した8か所の観光地に毘森公園も含まれていた。28年に策定された挙母市の都市計画においても、児ノ口、樹木下、丸山とともに整備すべき公園として位置付けられた。市営プールが完成したのは38年で、運動公園として整備されていった。プールは平成30年度に廃止され芝生広場になった。現在総合公園として整備された毘森公園の面積は8km2、野球場は両翼91m、中堅118m、観客席は4136人、テニスコートはグリーンサンド4面があり、市民に利用されている。


『新修豊田市史』関係箇所:5巻8・20・22・175ページ