仏足石

 

(ぶっそくせき)

【美術・工芸】

仏足石は、釈迦の足の裏の形を石に刻んだものである。インド美術において釈迦の姿を人体像で表現する以前は、釈迦の両足裏の形(=仏足跡)をあらわすことで、そこに釈迦が存在することを表現していた。後に、この足裏の姿そのものも礼拝対象となった。日本に残る仏足石では、奈良・薬師寺の仏足石が最古の作例で、天平勝宝5(753)年の銘を持つ。

→ 寶樹院仏足石