宝篋印塔(個人蔵)

 

(ほうきょういんとう)

【美術・工芸】

高さ64cm。昭和57(1982)年に文化財指定を受けており、現在は前洞町の集落の墓地の一角に安置されている。京都産の宇治石で作られており、天正18(1590)年11月改易となった市場城主鈴木越中守鈴木重愛の家老の墓ではないかといわれている。この宝篋印塔は、基礎・塔身・笠・相輪の構造がほぼ完全な形で残っている。