松井善四郎  1877~1964 

 

(まついぜんしろう)

【現代】

小原村名誉村民。小原村長。明治10(1877)年10月1日、小原村大字小に生まれる。大正4(1915)年9月に小原村収入役、のち助役に就任、同9年10月に村会議員に当選した。昭和5(1930)年5月に小原村長となり、昭和7年3月に再任され、以降、昭和21年2月の退任まで村政の発展に尽力した。その他、昭和23年7月に農業委員、昭和27年10月に教育委員にそれぞれ当選している。昭和38年2月19日には名誉村民に推挙され、その理由として特に昭和10年12月に小原村役場本庁舎や小原村青年学校校舎を新築して小原村発展の基礎を築き、戦時下の極めて困難な時局に直面しながらも村民の信望を担い、常に村政の先頭に立ったことが挙げられている。昭和39年3月19日死去。享年86。