(まつざかやとよたてん)
【現代】
豊田市駅西口市街地再開発ビルの核店舗として営業していた百貨店。松坂屋は名古屋市を拠点とする大手百貨店で、運営企業の松坂屋(松坂屋ホールディングス)は平成19(2007)年9月3日に大丸と経営統合してJ.フロントリテイリングとなり、百貨店部門は平成22年3月1日から大丸松坂屋百貨店が運営している。豊田店は、平成12年12月25日に閉店した豊田そごうの後継店舗として平成13年10月25日に開店した。松坂屋豊田店はA館とB館からなる再開発ビルA館の1階から6階に入居し、売場面積は約1万8000m2であった。効率化を進めるため百貨店としては商品分野を絞り込み、売場面積は豊田そごうの開店当時の約3万6000m2と比べると半分くらいであった。松坂屋豊田店は開店から20年を経た令和3(2021)年9月30日に閉店した。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻522・614・758・760・762ページ、13巻638・674ページ