(みかわむじん)
【近代】
大正13(1924)年7月から昭和6(1931)年3月まで存在した無尽会社。免許制度下では、愛知県で3番目の無尽会社である。昭和5年現在、資本金6万円(うち払込額1.5万円)、社長は鵜居利八。本店は東加茂郡旭村大字小渡で、岡崎市に営業所を、足助町と武節村に派出所を置いていた。契約高はあまり伸びず、昭和6年3月に栄無尽に改称するとともに、本店も岡崎に移転。旧経営陣も一掃された。その後昭和16年に勧業無尽に統合され、現在の後継会社は愛知銀行。
『新修豊田市史』関係箇所:4巻568ページ