(みずかんきょう)
【自然】
水は私たちの生活に欠かせないものであるが、その中で水量の維持と水質の保全は極めて重要な事項である。それらの維持のために、流域における水資源の開発、適正な利用をはじめとした統合的水資源管理の考え方が必要となる。水環境は、水量と水質の他に生物多様性や生物が生息できる水辺の維持などが相互に関係する。水環境を考えることは、水資源政策にも深く関係しており、将来の環境変化とその対策にむけた水量、水質、生物多様性、水辺について環境実態を把握しておくことが必要である。
『新修豊田市史』関係箇所:23巻205ページ