(めいてつみかわせんきゅうにしなかがねえきえきしゃ・プラットホーム)
【建築】
中金町(石野地区)。昭和3(1928)年開業。建物は、木造平屋建、切妻造、鉄板葺(近年まで桟瓦葺)平入、桁行7.5間、梁間2間の長方形、下見板張り、建築面積53.7m2。間取りは待合室、駅員執務室、四畳半の座敷(休憩室)が付いている。駅員執務室から待合室に出改札室を突出させ便利にしている。外部への出入口は南正面国道側と東側妻入のバス発着所の2か所で、吊下げ両引板戸が付いていた。プラットホーム(一線一面)は、全長36m・幅3.6m、花崗岩の切石積。貨物を扱う駅で竹材の積み出しで賑わい、荷車のため片側は斜路となっている。国登録有形文化財。
『新修豊田市史』関係箇所:22巻527ページ