ヤハギ川観光協会 

 

(ヤハギがわかんこうきょうかい)

【近代】

昭和22(1947)年に設立された観光開発団体。本部は猿投村越戸(平戸橋)に置かれた。矢作川流域の風致保存、観光設備の整備に加えて文化の向上、特種産業の開発に資することを目的に掲げている。理事長には本多静雄、常任理事には加藤唐九郎が就任し、関係各町村との連携も図られた。昭和25年には谷川徹三らを招いた夏期文化講座を平戸橋西畔で開催。文化を重視した矢作川観光開発事業として、注目される。

『新修豊田市史』関係箇所:11巻414ページ