目次
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通史編
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第三編 古代・中世
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第七章 在家
第二節 本在家と小在家・半在家
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在家も時代がたつに従って進化・分解して、南北朝内乱以降になると、数町歩の規模をもつ有力な本在家が、脇在家(小在家)をその周囲において、農業経営をするようになった。在家の経営は、家父長制複合家族的構造によるものであったのが、漸次にそれが分解して、その内部から小家族を自立させる方向に進んだからである。