小在家(脇在家)

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田地を「年々宛て作らせられる」ような、不安定きわまる小百姓である。かつては、本百姓のうちにいて「親類・下人」といわれていたが、まがりなりにも、小さな屋敷と、畠地の一部を自分のものとなしえるように成長した百姓である。