造墓の時期

235 ~ 235
 人骨の鑑定やC―14年代測定結果、古銭の年代などを参考として考えると、次のように分類される。
鎌倉時代 中期
 火葬墓が現われる。
少しおくれて地下式横穴墓が造営される。

初期の土壙墓も造営される。

室町時代
前期から中期、後期にかけての土壙墓が造営される。火葬墓も相変らず行われたが、江戸時代以前に終末する。

江戸時代
初期には後期の土壙墓が終末し、晩期の土壙墓だけが造営される。

中期になると、お寺山の墓地として役目は終る。