目次
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通史編
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第三編 古代・中世
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第一〇章 後北条時代
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第二節 小田原衆所領役帳
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1 鶴ケ島に知行地を持つ家臣
御宿隼人佑(みしゅくはやとのすけ)
257 ~ 257
小田原衆である。「入西勝之内広野」の知行人である。
「入西(にっさい)」とは入間郡西部をさす。「勝(すぐろ)之内」とは、この近辺は広く勝呂郷というからであり、「広野」は後に上広谷・下広谷・五味ケ谷の三か村に分れた地域である。
「大普請之時半役」というとき、大普請(ふしん)とは城普請などの大土木・建築のときの出役や出銭を半分にすることである。