目次
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通史編
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第三編 古代・中世
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第一〇章 後北条時代
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第二節 小田原衆所領役帳
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1 鶴ケ島に知行地を持つ家臣
間宮豊前守(康俊)
257 ~ 257
入西郡富屋(戸宮)の知行人である。玉繩衆であるが、二〇将衆の一人でもあり、相模衆一四家の一家である。後北条氏の重臣である。神奈川御城代を勤めた。
間宮氏は伊豆国田方郡間宮村に住み、初めは小田原城主大森藤頼に仕えたが、明応(めいおう)三年(一四九四)早雲が小田原城を攻めて大森を追い落し、入城したので、他の部将とともに、早雲に臣従したという。