大態善太郎御預所
金田貞之助知行所
坪内源五郎知行所
武蔵国高麗郡臑折村
田中佐平太持分入揚
覚
神鳴壱斗弐升蒔
一、米三俵 但四斗入 数四枚 平吉
鶴ケ島新田四升蒔
一、米七升 此分来午迄貸置申候
〆米三俵ト七升也
五斗引
神鳴壱斗蒔
一、米弐俵 但四斗入 惣五郎
四斗五升引
三斗五升取
五反田六升蒔
一、米弐俵 三左衛門
同所五升蒔
一、米壱俵ト壱斗三升
〆米三俵ト壱斗五升
米四斗九升引
米弐俵取る筈、尤も三升入
〓(うつぎ)花但し清水也 七升蒔
一、米弐俵 但し四斗弐升入り 小右衛門
弐斗弐升引
東谷八升蒔
一、米壱俵ト壱斗五升 新田 観龍院
弐斗三升取る筈
宮田五升蒔
一米五斗七升 下新田 幸蔵
壱斗七升壱合引、但し三分返
残四斗取
宮田七升蒔
一、米弐俵 四斗三升入 同村 万太郎
此者儀三分返り相引き申すべき旨申し聞かし候ところ、坪入れくれ候よう願うにつき、入れ候ところ、八合五勺出る。
種代八升渡し残って
出合米(※註8)九斗弐升八合
壱斗六升八合指引用捨引、残って七斗六升遣わす筈
七斗取
和田橋新田 六升蒔
一、米壱俵ト壱斗五升 高倉村 徳次郎
天神分壱斗蒔
一、米弐俵ト弐斗五升
〆米四俵 内三斗六升 当巳違作、勘弁引
残米壱石弐斗四升
和田橋四升蒔
一、米五斗 高倉 孫兵衛
米三斗五升取
弐升かし
石田六升蒔
一、米弐俵 但四斗入 下新田 丈右衛門
検見相願うに付、坪入候処、六合三勺出る。此三勺切捨、種六升渡。残出合米五斗四升。
内五升 手間刈引差遣わし申すべき筈
残四斗九升
四斗五升六合 取り
三升四合 来年迄引き
〆米弐拾弐俵ト三斗 但四斗入
此石数九石壱斗也
畑方覚
畑ケ田 壱斗弐升蒔
一、壱貫文 平吉
一天狗 道渕出居 壱斗六升蒔
一、壱貫弐百文
〆弐貫弐百文
十二月廿三日
西原 壱斗壱升蒔
一、壱貫文 常右衛門
片畑 但 山田 日光道東 壱斗八升蒔三枚
一、壱貫七百文
〆弐貫七百文
宮田 壱斗蒔
一、八百五拾文 小右衛門
宮田 壱斗蒔
一、壱貫百文 太左衛門
同所並 九升蒔
一、九百文
〆弐貫文
堂の前 壱斗六升蒔
一、五百文 又次郎
石田 六升蒔
一、六百文
石田 六升蒔
一、六百文
戸ヶ谷戸 九升蒔
一、九百文
内 三百文 金五郎可入
六百文 夏作分 又次郎入るべし
〆弐貫三百文 割分にて相済み申し候
山田 壱斗八升蒔 日光道東
一、壱貫八百文 熊五郎
高畑 森の下壱斗蒔
一、八百五拾文 そめ
先年残り
一、壱貫六百文 同人
〆弐貫四百五拾文
四百文 取
残弐貫五拾文
境堀 八升蒔
一、八百文 新兵衛
巳九月よりきら
〓花 七升蒔
一、七百文 巳九月より斧五郎入
〆壱貫五百文
〓花 七升蒔
一、七百文 新田観龍院
池ノ台
一、五百文 くづ山
〆壱貫弐百文
東谷 壱斗四升蒔
一、九百文 半兵衛
〓花 九升蒔
一、九百文 十一月廿三日取 富五郎
山田 六升蒔
一、六百文 十二月十日請取 藤蔵
境堀 六升蒔
一、五百五拾文 仙松
西久保 壱斗六升蒔
一、壱貫六百文
宮田 八升蒔
一、七百五拾文
内 弐百五拾文 金五郎分
五百文 仙松分
〆弐貫六百五拾文
内 金壱分預り 十二月十七日
針売 壱斗蒔内
一、三貫文 善兵衛
内壱分 和田橋竹代にて取。巳午来。
同所 壱斗蒔
一、壱貫文 同人
山田 壱斗弐升蒔
一、壱貫弐百文 徳兵衛
若宮 壱斗弐升蒔
一、壱貫百文 要吉
山田 六升蒔 山王裏
一、四百文 上浅羽 藤左衛門
亥年(天保十年)銭
一、五百五拾九文 出口 熊次郎
是は寅年 天保十三年 夏作分
一、弐百三拾弐文 尢、丑(天保十二年)年分 多吉より取る
〆七百九拾壱文
一天狗 壱斗八升蒔
一、壱貫七百文 是は辰年 初五郎
一、壱貫七百文 巳年
一、壱貫七百文 午年
一、壱貫七百文 未年
〆六貫八百文
内 壱貫四百文 惣五郎より戌(天保九年)二月丗日取
右内 四百文 同人より戌十二月取
右内 四百文 亥(天保十年)十月受取
右内 四百文 子(同十一年)十二月受取
右内 四百文 丑(同十二年)十二月受取
右内 四百文 寅(同十三年)十二月廿四日受取
右内 四百文 卯(同十四年)十二月廿七日受取
右内 四百文 辰(弘化元年)十二月廿七日受取
右内 四百文 巳(同 二年)廿七日
一、三貫三百五拾文 利兵衛跡
一、弐貫文 薗右衛門跡 要蔵
一、五百五拾文 八百五郎
小作年貢残分
三百文取る 与五郎より
午(弘化三年)五月十九日
木葉山覚
一、六百五拾文 新田前 浅羽 亀五郎
一、五百文 池の台 (新田) 観龍院
一、五百五拾文 権現前 浅羽 代五郎
一、百五拾文 越戸 かじや 徳兵衛
一、四百文 三ツ木道西 双木附 高倉 栄次郎
一、六百文 天神下 道下 松次郎
一、五百五拾文 天神下 双木附
〆壱貫百五拾文
内八百文取り
三百五十文取り
一、九百文 三角(原) 上浅羽 吉五郎
三月廿八日取り
(付記)
脚折村には多くの雑木林があり、冬の落葉は春の初めに、水田地帯の肥料として売却せられた。かじやは旧大屋村に属する村落名である。