斗立(はかりだて)(延米)

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米一俵は三斗五升であるが、実際の量は三斗七升であった。それで三斗五升を本石といい、二升は延米(のべまい)という。元和以前には租米を山盛りにして量ったので、実際は四斗ほども入っていた。それが、山盛りの分を斗掻(とがき)でならすようになったので、その減った分を延米として補うことにした。