第二節 苦境に立つ脚折村

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 幕末の脚折村には天災・人災いろいろな難題が山積した。村役人たちは苦しい村内の事情を幕府に訴えて、何とかしてこの当分助郷という苦役を免れようとした。
 村役人の訴える村内の苦しい事情とは、次に掲げる四つの項目であった。