目次
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通史編
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第五編 近現代
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第二章 明治期の鶴ケ島
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第二節 明治期の諸改革
3 文明開化・四民平等
521 ~ 521
壬申戸籍は、旧来の身分別(族属別)記載方式を廃止して、住居地主義によって編成されたことは前述の通りであるが、これは国民の身分は差別なく、平等であるという立場から編成されたもので、維新政府の文明開化・四民平等の理念が、戸籍の上で具体化したものである。その理念は、次のような政策によっていっそう具体化が進められた。