脚折村協議費

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次に、明治一二年・一五年・一六年度の予算を掲載する。協議費とは区町村限りの費用は、区町村内の人民の協議によるという意味で、地方税と区別されていた。
表5-12 脚折村協議費 収入
年度明治12年度精算明治15年度予算明治16年度予算
科目
地価割28円29銭6厘123円61銭112円39銭7厘
戸数割4円80銭30円
寄付金300円
戸長職務取扱費地方税下渡金29円
前年度繰越金7円20銭4厘4円82銭
総計40円30銭458円43銭141円39銭7厘

脚折村協議費 支出
年度明治12年度精算明治15年度予算明治16年度予算
科目
土木費60銭324円10銭22円40銭
会義費80銭1円50銭2円30銭
衛生費8円80銭17円80銭
教育費4円80銭60円50銭(別表)
戸長役場諸費16円78銭6厘63円50銭90円70銭2厘
山林地価調費10円1銭
前年度不足金8円19銭2厘
総計32円99銭6厘458円43銭141円39銭7厘

表5-13 脚折村村吏俸給 明治14年2月31日
職名月給人数合計
戸長1円20銭8厘11円20銭8厘
筆生60銭4厘21円20銭8厘
小使1円11円

表5-14 脚折村教育関係収支 明治16年度
内容支出関係収入関係
科目
学校費85円92銭6厘地価割44円15銭5厘
(鶴ケ島学校費脚折村負担分)(一円に付約2厘1毛4糸)
戸数割 41円77銭1厘
(戸数80戸,1戸に付52銭2厘2毛37)
学区事務所諸費11円12銭4厘地価割 5円76銭
(学務委員給料等脚折村負担分)戸数割 5円36銭4厘
総計97円5銭

〔備考〕
(1) 教育費は、明治一六年度は別会計である。
(2) 鶴ケ島学校は、脚折村・高倉村・下新田村の三か村の負担で運営された。
(3) 明治一五年度の土木費の内訳は、大部分が道路修築費と、橋梁修築費にあてられた。