義和団の乱

591 ~ 591
列強諸国の露骨な侵略に対し、清国民衆の不満はつのり、明治三二年には義和団(キリスト教を排斥する白蓮教系の秘密結社)を中心とする、外国人排斥運動が起った。彼らは翌三三年には「扶清滅洋」(清国をたすけ、西洋を滅ぼす)と大書した紅色旗をかかげて、各国大使館を襲撃した。