目次
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通史編
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第五編 近現代
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第五章 戦後の鶴ケ島
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第三節 分村問題と町村合併
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2 町村合併
終結
639 ~ 639
昭和三四年に入ると、県は町村合併を最終的に処理すべく、合併計画の変更を進めていった。そして鶴ケ島村に関しては、「人口規模及び財政状況等が他の適正規模町村に準ずるものであり、且つ当該地区の将来における地域的発展が期待されていること」を理由に、坂戸町との合併勧告は解除されることとなった。
村当局は、直ちに村長名で村議会議員、区長、各機関団体長宛に合併計画変更の通知を発行し、これにより鶴ケ島村を巡る町村合併問題は、一応の結着をみることとなったのである。