しかしその後、第一次・第二次のオイルショックや、高度経済成長から低経済成長への移行をはじめとした社会、経済等の変化が著しく、特に本町においては人口の急激な増加や都市化が一層進み、総合振興計画が町の現状と遊離する面があらわれてきた。さらに、行政改革が進展する状況下で、効率的な行政運営が強く要求されるようになった。
以上のような認識のもとに、現行の計画を見直し、総合的な立場から二一世紀への展望をも含めた本町の将来像を描く、「鶴ケ島町総合計画(基本構想・基本計画)」が策定された。総合計画では『豊かで潤いのある文化息吹くまち 鶴ケ島』という将来像を掲げ、図-10の体系をもってその実現を目ざしている。
図5-10 鶴ヶ島町総合計画(基本構想・基本計画)体系
※細目及び個々の事業に関しては省略した。