全国に誇る文化財脚折雨乞行事 鶴ヶ島市教育委員会教育長 松崎頼行
脚折雨乞行事の保存について 脚折雨乞行事保存会会長 髙澤勲州
例言
脚折雨乞行事の概況 1
脚折雨乞行事の歴史と特徴 3
脚折雨乞行事保存会 6
脚折雨乞と鶴ヶ島らしさのあるまちづくり 7
文章による関係資料 9
雨乞行事と鶴ヶ島 11
資料に見られる雨乞行事 12
明治時代の雨乞行事の様相 明治二十六年「雨乞諸入費記載帳」より 17
降雨を嘆願した最後の雨乞行事の様相 昭和三十九年「雨乞行事一切控帳」より 19
雷電池 21
雷と蛇と竜 22
板倉の雷電神社 23
三郡八景 26
写真による関係資料
1 平成八年の脚折雨乞行事1
1 竜蛇頭部の骨組みを竹で組む 2 竜蛇の「目」を竹で編む 3 竜蛇の「目」に麦藁を巻く 4 竜蛇の「鼻」を竹で編み、縄で縛る
2 平成八年の脚折雨乞行事2
1 竜蛇の「鼻」に麦藁を巻く 2 竜蛇の「ヒゲ」と「耳」を藁で編む 3 竜蛇の「耳」が完成するところ 4 竜蛇の骨組みに藁を積み上げていく
3 平成八年の脚折雨乞行事3
1 竜蛇の完成間近 2 渡御の無事を祈願する 3 雷電池を目指して白鬚神社を出発する
4 平成八年の脚折雨乞行事4
1 雷電池頭での祈禱、水注ぎの儀 2 竜蛇がしずしずと雷電池に入る 3 竜蛇は池の中で揉まれ、黒雲を呼び雨を祈る
5 昭和二十四年の脚折雨乞行事
1 渡御途中の竜蛇をかつぐ 2 竜蛇は池の中で揉まれ、黒雲を呼び雨を祈る
6 昭和三十九年の脚折雨乞行事1
1 完成した竜蛇(白鬚神社) 2 完成した竜蛇(後方より) 3 渡御の開始(白鬚神社を出発)
7 昭和三十九年の脚折雨乞行事2
1 渡御(日光街道を南に進む・市道438号線) 2 渡御(通学道を左折する) 3 渡御(越戸の坂を登る)
8 昭和三十九年の脚折雨乞行事3
1 雷電池にて祈禱、水注ぎの儀を行う 2 蛇体を担ぎ、徐々に雷電神社より池の東北へ入る 3 生い茂った樹々の間より口を開いた蛇が音もなく、整然と池の水面に体をくねらす姿は神秘の極みと言うべし
9 昭和三十九年の脚折雨乞行事4
1 池の中央に立たる幟旗が何時か風を呼んではためく時大蛇は南より西へ 2 西より北へ 3 北より東へ泳ぐがごとく三周
10 昭和三十九年の脚折雨乞行事5
1 池の水が少ないため全員すでに泥に汚れて真黒 2 全員再び池の中に入り、大蛇を二周する間に取り壊す 3 泥水にまみれた人と大蛇と池中に狂い乱れ、まさに黒雲をよびたるがごとし
11 昭和五十一年の脚折雨乞行事
1 渡御(雷電池へ向かう) 2 老樹の高い梢すれすれに大きな口を開けてしずしずと池に入る
12 昭和五十四年の脚折雨乞行事
1 渡御(雷電池へ向かう) 2 竜蛇は壮者に抱きかかえられ、浮きつ沈みつ池中を泳ぎまわる
13 昭和五十九年の脚折雨乞行事
1 完成された竜蛇(白鬚神社) 2 「雨降れたんじゃく、ここへ懸かれ黒雲」と叫ぶ
14 昭和六十三年の脚折雨乞行事
1 孟宗竹で作った骨組に麦藁を積み上げていく 2 竜蛇は老樹の間を縫っておごそかに池に入る
15 平成四年の脚折雨乞行事
1 渡御(善能寺から雷電池へ向かう) 2 竜蛇の姿が怪奇だけに、物凄い迫力をもって見る者を威圧する
16 次世代に引き継がれる脚折雨乞行事・ミニ竜蛇1
1 小学校の運動会(市立長久保小学校) 2 子ども会の夏行事(池の台子ども会)
17 次世代に引き継がれる脚折雨乞行事・ミニ竜蛇2
1 第18回子どもフェスティバルに参加 2 応募総数277点の中から愛称が決まったミニ竜蛇/左から遊竜(ゆうりゅう)(命名者小林航(わたる)・栄小五年)竜翔(りゅうしょう)(命名者谷美有紀(みゆき)・南小五年)鶴子竜(つるこりゅう)(命名者高木唯衣(ゆい)・南小三年)、市立鶴ヶ島第一小の子ども達と