それを見て区会長で保存会を作って続けようということになり、当時の区長代表が保存会長となった。また、今後雨乞が末永く忘れられないように四年に一度のオリンピックの年に実施することとなった。
昭和五十一年八月一日には町より無形文化財に指定される。
同年八月八日、保存会主催の第一回目の雨乞行事を実施する。
昭和五十三年八月六日には保存会、婦人会、子ども会、けやき会共催のこども雨乞行事を実施した。
昭和五十四年八月五日、テレビ埼玉開局記念をかねて第二回目の雨乞行事を実施する。
昭和五十五年二月十六日、保存会に埼玉県より文化ともしび賞が授与される。
昭和五十五年二月~三月、埼玉県主催の農耕儀礼展に竜蛇を作成し出品する。(埼玉会館)
昭和五十五年七月三十一日、国土庁主催の第4回「水の週間」ウォーターフェア80に竜蛇を作成し参加する。(東京都・北の丸公園)
昭和五十八年十一月二日、埼玉新聞社主催のふるさと埼玉百選に脚折雨乞行事が選ばれる。
昭和五十九年八月五日、第三回の脚折雨乞行事を実施する。
昭和六十年五月外務大臣官房海外広報課より依頼で外国向けのテレビ番組に紹介される。同年六月七日、身近な町づくり埼玉シンポジュウムとして「雷電池の児童公園の整備と雨乞行事」について発表する。
鶴ヶ島第二小学校の道徳教育指定校研究発表会のため竜蛇を作成する。
昭和六十一年十一月三日、鶴ヶ島町より教育、文化、スポーツ功労賞として表彰される。
昭和六十三年四月四日、埼玉県博覧会に竜蛇を作成し、子ども会と共に参加する。
昭和六十三年八月七日、第四回脚折雨乞行事を実施する。
同年九月十五日、竜蛇を作成し、市制施行記念祝賀に参加する。
平成四年八月九日、第五回脚折雨乞行事を実施する。
平成八年八月三日、市主催の「雨乞竜と蛇のつどいまちづくりサミット」に参加する。
同年八年八月四日、第六回脚折雨乞行事を実施する。
平成九年八月九日~十日、第1回オカミサミット(上田市)に参加。同年三月十八日、埼玉県選択無形民俗文化財に選択される。
平成十年五月二十三日~二十四日、第2回オカミサミット(群馬県榛名町)に参加。
平成十年八月三十日、後継者の育成、文化財保護の啓発を兼ね、竜蛇作成技術講習会として、ミニ竜蛇一体を作成する。
平成十一年六月十二日~十三日、第3回オカミサミット(奈良県川上村)に参加する。
同年八月八日、竜蛇技術講習会を兼ねてミニ竜蛇二体を作成する。
その他、先進地視察として香川県仁尾町、神奈川県清川村、東京都大田区、群馬県御代田町に赴き、地元保存会等と交流する。
学校行事、自治会行事、子ども会行事等にミニ竜蛇を貸し出し、その際には保存会も参加するとともに、産業まつり、龍のまちアートフェスティバル、子どもフェスティバルに脚折雨乞行事コーナーを設け行事由来を説明する等につとめている。
雨乞竜と蛇のつどいまちづくりサミット
香川県仁尾町、神奈川県清川村、新潟県関川村、栃木県小山市、東京都世田谷区、長野県上田市、埼玉県入間市、川口市の保存団体と行政が参加した。