45 三ツ木村守護の東西稲荷

 三ツ木村(現大字三ツ木)の守り神として村の西端と東端とに2体の稲荷様が祀られてきたことが、遠い昔から三ツ木の人々に伝わっている。

 西の稲荷は東方を向いて祀られ、東の稲荷は西方を向いて祀られており、この2体が相対して三ツ木の平穏と繁栄を守護し続けて今に至っているという。西の宮は字大山の現老人福祉センター玄関前にあり、東の宮は字新井にある。

 両稲荷は古来より里人の平和と繁栄を守り続けてきたのであるが、更に三ツ木の安泰と隆昌を守護し続けていくことであろう。