二二 御什書(二)

毛利輝元書状 福原広俊気分伺

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追ゝ申候、越後(福原広俊)煩中風にて候哉、扨/\せうし候、気分之趣聞度候而申候、(富田)東陽所へも申遣候、それよりも可申遣候、雖不及申候、弥無油断短束専一候、内ゝ気のつもりたるへく候と存候、殊更今度上方にての心遣非大かた之由候、吉事待入候、恐ゝかしく
   (元和八)九月五日       元(毛利輝元)(花押)
       福(福原元俊)左近
                参
       福(福原)帯刀