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正面玄関(外)
正面玄関(内)
中庭
直売所前
1階入口
1階井戸前
1階階段下
1階しぼり機前
1階(中)
1階奥1
1階奥2
1階奥3
1階奥4
中2階1
中2階2
中2階3
中2階4
2階2
2階1
2階3
2階4
2階5
2階6
2階7
2階8
麴室1
麴室2
冷蔵庫
正面玄関(外)
見学について
浪花酒造の酒蔵は、成子家住宅の離れとともに国の登録有形文化財に登録されています。一般公開されていますので、見学をご希望の場合は浪花酒造まで直接お問合せください。
酒蔵の外観
屋根の妻面(西側面)を表通りに面して建てられ、軒下を漆喰仕上げとしています。焼板を縦に軒まで貼り上げ、桟瓦を葺いています。
酒蔵
木造切妻2階建、桁行16間、梁間4間半の大規模な建物です。
厨子(つし)二階・虫籠窓(むしこまど)
2階の屋根の軒高を低く抑えた町屋のことを厨子(つし)二階と呼びます。このような建物は江戸時代中期から見られ、多くは虫籠(むしこ)窓が付きます。
虫籠(むしこ)窓は町屋2階の道路側に設けられた縦格子のある窓です。江戸時代中期は円に近い形状でしたが、徐々に楕円形(江戸時代後期)から方形(明治・大正期)へと移り変わります。通風や採光のために設けられた窓です。
主屋
木造総2階建入母屋本瓦葺で、間口11間にも及ぶ大型町屋です。3列6間取りの平面で、書院化された座敷や2階の居室化等に近代の町屋の特質がみえる一方、2階の階高を低くし、開口部を全て虫籠(むしこ)窓とする等、外観からはこれが大正期の町家とは思えないような伝統的な外観を保持しています。
成子家住宅上空
井戸
酒造りは全てこの井戸の水を使用しています。井戸枠は和泉砂岩製です。和泉砂岩(和泉石)とは、大阪府泉南地方の山間部に産する砂岩で、青緑色をしていることから「和泉青石」とも呼ばれています。
寛政8(1796)年に出版されたガイドブックである『和泉名所図会』には「和泉石はきめが細かくて、色々なものを思いのままに造ることができ、鳥取荘・箱作(共に阪南市域)に石工がたくさんいる」という紹介文と、作業場で和泉砂岩を使って製品を作る石工たちの様子がいきいきと描かれています。
井戸
酒造りは全てこの井戸の水を使用しています。井戸枠は和泉砂岩製です。和泉砂岩(和泉石)とは、大阪府泉南地方の山間部に産する砂岩で、青緑色をしていることから「和泉青石」とも呼ばれています。
寛政8(1796)年に出版されたガイドブックである『和泉名所図会』には「和泉石はきめが細かくて、色々なものを思いのままに造ることができ、鳥取荘・箱作(共に阪南市域)に石工がたくさんいる」という紹介文と、作業場で和泉砂岩を使って製品を作る石工たちの様子がいきいきと描かれています。
しぼり(酒造りについて)
ここでお酒をしぼります。このあと、ろ過、殺菌、熟成、瓶詰、検査、ラベル貼を経て、出荷されます。
洗米(酒造りについて)
ここで洗米を行います。米の品種や玄米を削り残った割合(精米歩合)、水の温度等のさまざまな条件を考慮して水に浸す時間を調整します。
仕込み(酒造りについて)
これらのタンクに蒸米、麹、水等を入れ、定期的に木のかくはん棒で混ぜ、20日間発酵させると、お酒が出来あがります。
米の放冷(酒造りについて)
ここに台を置き、蒸しあがった米を広げて冷やします。この作業は1日で最も気温が低い、朝5時に行います。
出麹(酒造りについて)
麹が繁殖した麹米を麹室から出して乾燥させます。
小屋組
小屋組は、水平梁、投げかけ梁を2間ごとに架ける豪壮なつくりになっています。
御幣(ごへい)
御幣(ごへい)は、幣束(へいそく)とも言います。裂いた麻や畳んだ紙を細長い木にはさんだ祭具のことで、おはらいをするのに用います。棟木に取り付けられた御幣には「上棟式」の墨書きがあり、年号も書かれていると思われますが見えません。
製麹(酒造りについて)
蒸した米をこの麴室に入れ、麹菌をふりかけます。このときの室内は35℃あります。