鉱脈採掘跡
尾去沢鉱山の鉱脈採掘には、シュリンケージ採掘法と呼ばれる採掘方法が使われました。この採掘方法は、下の坑道より脈に沿って、採掘した鉱石を足場にしながら上向きに採掘する方法で、採掘した鉱石を下の坑道で抜き出してしまうと大きな空洞が最後に残ります。尾去沢鉱山では、シュリンケージ採掘法によりできた大規模な採掘跡を見ることができます。この採掘方法を採用するには、岩盤がしっかりしている必要がありますので、尾去沢鉱山の岩盤が堅硬(けんこう)であったことがわかります。現在このような採掘跡を見ることができる鉱山が殆どありませんので貴重な産業遺産となっています。