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02 「土器の使用」と「定住」のはじまり-縄文時代-
環境
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約6千年前、地球規模の温暖化により海水面が上昇し、印旛沼・手賀沼、現在の江戸川の奥まで海水が進入し、今日の千葉県はあたかも島のような地形となっていました。八千代市の北側に広がっていた印旛沼に面した台地上にも、多くのムラが営まれ、動物や木の実などとともに、タイなどの海の魚やハマグリなどの貝を得ていたことが、佐山貝塚などからもわかります。
約6千年前の海岸線 『千葉県立中央博物館「縄文の躍動」2009』を改変