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04 下総国印幡郡村神郷の時代-奈良時代・平安時代-
村と古代の郷
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人間が集まって生活する場を表す名称として、村・村落があります。その構成要素としては、人々が居住する集落、生産の場である田畑・山林・湖沼・河川・海、祭りや信仰の場である神社・寺院、そして葬送の場である墓などが考えられます。このような村を、律令国家では里や郷という行政単位で把握したのですが、その実態については、古代遺跡の発掘調査によって少しずつですが明らかになってきています。