古代の八千代市域の地名

16 ~ 16 / 41ページ
 市域に関わる古代の地名としては、村神以外に「高津」「草田」があります。「高津」は『延喜式』に「下総国高津馬牧(うままき)」があり、これが八千代市高津付近か多古町高津原のどちらかと考えられています。「草田」は白幡前遺跡出土の9世紀初頭と考えられる須恵器の墨書で、「かやた」と読めるため、後の「萱田」につながるものと考えられます。

墨書「草田」の赤外線写真