目次
/
04 下総国印幡郡村神郷の時代-奈良時代・平安時代-
古代集落の終焉
16 ~ 16 / 41ページ
9世紀後半から10世紀に、集落は急速に衰退し、11世紀にはほぼ消滅してしまいます。12世紀代になると、萱田神保御厨(かやだじんぼみくりや)・萱田郷・吉橋郷が文献上に登場してきますし、萱田の井戸向遺跡で遺構・遺物が検出されています。
空白の11世紀の市域については、現在のところ資料がなく、解明はこれからの課題です。