ゆりのき台団地

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 総合生涯学習プラザのあるこの街は、通りにユリノキを植えたことから、ゆりのき台と名付けられました。
 萱田地区では、ゆりのき台の団地建設や道路・鉄道の建設などの開発に伴い、萱田遺跡群と呼ばれる6つの遺跡が発見され、貴重な成果が得られています。約3万年も前から人が住むこの地には、古くから人々が集まりコミュニティを築きあげてきました。飯綱神社には、昭和の初め頃まで大規模な市(いち)が開かれ、船橋や浦安などの遠くの地からも人々がやってきたのです。
 東葉高速鉄道及び八千代中央駅が整備され、都心へのアクセスも便利なことから、人口は大幅に増え、昭和の末から平成にかけての八千代市の発展を象徴する地域となりました。

造成中のゆりのき台団地(昭和62年完成)